まもなく東日本大震災以来4年の月日が経とうとしています。まだまだ多くの助けを必要としている被災地の現状を改めて広く伝えたいと考え、復興に対する思いや現状などをお教え頂きたく、東北の方々をはじめその他の地域の方々に“声”を届けて頂きました。以下寄せられた言葉です。
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2011年4月、初めて三陸沿岸の津波被災地を訪問させていただきました。
それから今日まで、ほぼ毎月、大槌町吉里吉里を中心に訪問させて
いただいております。
吉里吉里はこのところ、大きな変化に見舞われています。小学校の
校庭の桜が、老木となり倒木となる危険があるため、伐採されました。
天照御祖神社の石段脇のケヤキと杉が、復興工事のために伐採されました。
思い出が削られるようで悲しいですが、どちらの作業も、未来を創るために
必要な作業でした。この、悲しく、厳しい、しかし必要不可欠な
作業を担ってくださったのはNPO法人吉里吉里国のみなさんでした。
神社の石段のすぐ南には、新しい国道が日々延伸しています。新しい国道の
北側では、盛土の作業も日々進展しています。高台移転の工事も、急ピッチに進んでいます。昨年夏からの復興工事のスピードには目を見張るものがあります。
着々と土が盛られていくの反比例して、東日本大震災についての
被災地以外で暮らしている人々の関心は薄まっていくようにも思います。
昨年10月、吉里吉里に暮らす「震災の語リスト:関谷晴夫さん」が
東京を訪ねてくれました。twitterを通じて晴夫さんとつながった
仲間が、東京で宴を催しました。私もチャリティーTシャツを着て
参加させていただきました。
月日が経って忘れられるものもあります。が、月日が経つことによって
築き上げられるものもあります。震災後に芽生えた人と人とのつながりを
大切にしていきたいと思います。
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<お名前>
東京都 浅川達人 様
<添付写真説明>
震災の語リスト:関谷晴夫さんを囲んで。
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