吉里吉里のみなさん、お久しぶりです。
喜多村雄真です。
震災から2年が経過し尚も力を尽くして働かれているみなさんの活動を見るといつもふるい立たされます。
私は、昨年の夏に吉里吉里を訪れて以来一度も、吉里吉里へ行けていません。言い訳を言い出したらたくさん出てきますが、いつも想いを馳せていることは本当です。
「貧乏な暮らしではなく、質素で心豊かな暮らしをするんだ。」と熱く語る正彦さんに出会ったのは、2011年の8月でした。震災をきっかけに吉里吉里とつながった私ですが、この出会いで揺り動かされたものがありました。
それは日々の生活です。
自分の生き方や生活の仕方はこのままでいいのだろうか。豊かな暮らしとは何なのだろうかと、考えさせられました。そして、大学を卒業して選んだ道は、林業や農業にも関わる仕事です。吉里吉里で林業に触れる中で、その魅力や林業に関わって集まってくる人の温かみを感じる事が何度もありました。こうした経験をもとに、漠然と林業や農業といった一次産業と呼ばれる分野に温かみがこもっているように感じました。
これからは、自分も林業や農業に関わる中で豊かな暮らしを見つけていこうと思っています。
次に吉里吉里に行った時は、みなさんとお互いに現場の話を交流させられたらいいなと思っています。
どうかお体に気を付けてこれからも活動を続けてください。心から応援しています。
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まさひこ (金曜日, 22 3月 2013 19:27)
早春の風が、「辛抱した甲斐があったべぇー」と教えてくれます。
断崖に立つ津波塩害木を伐倒するとき、頬をかすめる潮風に身が奮いたちます。
大地に芽生える雑草に、「共に生きるべぇし!」と話しかけます。
日々の生活(心豊かな暮らし)とは、普通の当たり前の生き方。
路傍の草や、吹き渡る風や、冬の寒さに身を蒔かせること。
己を勘定に入れぬこと。
雄真、頑張っぺし!