「ありがとう」の気持ち

おはようございます。くれぱです。

現在の大槌町の気温は氷点下6度です。朝起きると鼻が痛いです。そして外を見ると薄っすら雪が積もっています。

 

今日は23日夜に行われた吉里吉里国大忘年会でのお話をお伝えしたいと思います。

私は当日朝からイベント+お客さん対応の仕事があり、参加できたのは21時位でした。ご想像の通り私の体力は既に限界値でした。しかし、不思議なもので一旦吉里吉里国へ足を踏み入れ、皆さんの顔を見るとそれまでの疲れが吹っ飛びました。次の日も大事な仕事があった為お酒は飲めませんでしたが、熊鍋等美味しい食事を頂きました。

 

その忘年会中にのりぴー(範夫さん)と喋っていると、ほろ酔いなのりぴーからこんな素敵な言葉を頂戴しました。

 

「くれぱはね、きっとたくさん行く場所があると思う。いい子だから。でもね、ここにもくれぱの居場所があるってことは覚えておいてね。」

 

仕事に追われ、2か月位顔を出せない時もあったにも関わらず、いつものりぴーはこんな私のことを愛人とか娘とか言ってくれます。その時は心の底から「ありがとう」の言葉しか出てきませんでした。今まで言葉に出したことはありませんでしたが、きっと自分の中でも吉里吉里国は特別な場所となっていたのだと思います。そして昨年私が被災地に残ろうと心に決めた時の気持ちを思い出しました。

 

上の言葉はきっと吉里吉里国に足を運んでいる方達全員に当てはまると思います。吉里吉里国では本当に色んな方にお会いします。人は皆違う性格を持っているし、何かしら強い意志を持っています。それ故、意見の衝突等もあると思います。しかし、その根底には皆吉里吉里国の仲間という前提があるのではないでしょうか。少なくとも私は皆さんのことを思いを一緒にする仲間と思いたいです。

 

明くる日・・・

24日は大槌町仮設校舎グラウンドで子ども達に遊び場を提供しようというイベントを行いました。

大槌あそび場チラシ(カラーPDF).pdf
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サッカーや雪遊びをして遊ぶ子もいれば

木工細工に夢中になる子も沢山いました。

当日は午前午後共に20人前後の子ども達が来てくれて、いつもは静かなグラウンドが子ども達の笑い声で溢れていました。

 

実はこの企画も吉里吉里国の文明さんの力無しでは叶いませんでした。私がこのような企画をしたいと持ちかけたときに、文明さんは快くグラウンドを解放する許可を出してくださいました。いつも命令口調で私に指導してくる文明さんですが、言葉とは裏腹に学校では(きっと)部下思いの優しい先生で、私にとっても困ったときのヒーロー的な存在です。こんなお父さんがいたらいいなといつも思ってしまいます。このイベントが無事終了し、本当にやって良かったと思ったと同時に、文明さんへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。文明パパ!ご協力本当にありがとうございました。

 

などなど・・・

吉里吉里国の皆さんにはこの一年間ずーっとお世話になりっぱなしで、一つ一つの感謝の気持ちをあげると切りがありません。でも「ありがとう」という言葉以上に心の中にずっとある言葉では表現できないこの温かい気持ちは一生消えることはありません。本当に今年もお世話になりました。私の任期は3月までとなっておりますが(その先未定)、それまでもそれからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

愛を込めてくれぱより

☆おまけ☆

昨日のりピーにクリスマスケーキを頂きました!!クリスマスもイブも仕事でしたが、とても幸せな気持ちになりました。全部とても美味しかったです。

のりぴーありがとうございました♥