こんにちは。クレパです。
今回は釜石市唐丹町本郷の「桜舞太鼓(おうぶだいこ)」についてご紹介させていただきます。
私が桜舞太鼓を知ることになったのは、今年6月釜石市内の公園でキャンドルナイトの準備を手伝っていた時に、釜石市在住のボランティアさんとの出会いがきっかけでした。
その方に誘われるがまま、桜舞太鼓の練習・公演へ出向きました。するとそこには今まで見たこともない太鼓の演奏が繰り広げられていました。
こちらは今年の夏の大槌町桜木町祝田観音祭りでの公演です(撮影:みんみ)。
桜舞太鼓についての詳しい情報はこちらのHPをご覧下さい。
http://www4.plala.or.jp/oubutaiko/index.html
現在のメンバーの平均年齢は30歳位と若いですが、その技術は今まで入念な練習を重ねているだけあって毎回観客を圧倒させます。
桜舞太鼓会長は毎回演目の初めに
「震災によってメンバーを一人亡くし、練習場や太鼓も津波により流出しました。
一時は団体を継続させるか真剣に悩みました。
しかし、メンバーの続けたいという意志と全国の皆さんの支えがあって何とか立て直すことができました。
これからも頑張りますので、応援よろしくお願い致します。」とおっしゃっています。
桜舞太鼓の演目の一つに「連響」という曲があります。
この曲は震災で亡くなったメンバーの遺作となりました。
「仲間の分も太鼓を叩く」と誓い合った男達のこの曲に込める思いは、太鼓素人の私にも十分に伝わってきます。
現在の桜舞太鼓の状態は様々な支援によって道具は取得したものの、練習場がなく、公民館や体育館を使用して練習しています。
その為、メンバーは毎回道具置き場から練習場へ道具を運ぶのに大いに時間と労力を費やしています。
又、公共施設を利用するため利用時間や音響制限等の縛りがあり、思う存分練習ができていません。
しかし、彼らはめげることなく、週二日の練習は欠かさず行っています。
新しい道へ走り出そうとしている桜舞太鼓へのご支援ご協力宜しくお願い致します。
いつか吉里吉里国でも演奏してほしいですね。
私はこれからも桜舞太鼓を応援し続けます!
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