“輪”ンコインの活動をようやく開始する事が出来ました。
構想を練り始めたのは昨年の九月末の事です。
あれからどれだけの月日が流れた事か。
やっと、本当にやっとスタートを切る事が出来ました。
“輪”ンコインとは、主に非被災地の方々に訴えかけた活動です。
なぜワンコイン(500円)なのか。
ワンコインは生ビール一杯の値段。
日々お酒を楽しんでいる方々に、生ビール一杯分のお金で援助出来る事があると「感じて」欲しいのです。
ワンコインは学生がアルバイトの時給で払える金額です。
子供の小遣いの中からもやりくり出来る金額です。
年齢関係なく、誰もが被災地へ想いを届ける事が出来るのだと「感じて」欲しいのです。
昨今の非被災地では震災はすっかり過去の話、全く忘れられているのではないかと感じる事が多々あります。
昨年の「絆」ブームは一体何だったのでしょうか。
そんな非被災地にも、何か力になれる事はないか、可能ならば現地にて直接復興に貢献したいと思う方々はたくさんいらっしゃるはずです。
しかし家庭や仕事の都合で現地には、そうはたやすく駆けつける事が出来ない方々は大勢いらっしゃる事も事実です。
そのような方々が復興に貢献する術として選択されるのは寄金が多いのではないでしょうか。
ところがいざ寄金するにもいったいどこへ寄金をすれば良いのか。
本当に復興に役立てられるのか・・・
震災以降は様々なNPOなどが乱立し、何がどのような団体かよくわからない。
大きな団体もあるが、義援金が滞っているなどのニュースをよく耳にします。
寄金をしても「いったい私のお金はどこへいったのか」「何に使われたのか」そのような不安を覚える方々がいらっしゃるかもしれません。
“輪”ンコインの最大の特徴は、輪ンコインする側も受け取る側も、お互い相手の“顔”がわかるという事です。
“輪”ンコインして下さった方々のお名前(ニックネーム)は、“わ”の広がりを実感して頂く為にホームページ上に公開します。
一日の仕事が終わり自宅でパソコンを立ち上げ“輪”ンコインの“わ”を見てみると、新たに長崎県の方が参加していた、アメリカの人も参加している?ついに海外まで“わ”が広がったのか!などと同じ想いを共有する同士が増えた事で温かい気持ちになるだけでも、意味があるのではないでしょうか。
“輪”ンコインの累計高や収支、使いみちも、より透明性を持たせる為にホームページ上にて公開管理していきます。
主な用途はNPO吉里吉里国への寄付ですが、ボランティアの活動費にも利用していきます。
現場作業に必要な道具や備品を工面したり、将来的には現地への交通費や食事代の補助にも利用出来ればと考えております。
若者達は新幹線や高速バスでは負担が大きい為、なかには青春18切符を使い十数時間かけて現地へ赴く者もいます。
わずかでも援助出来れば、彼等はより現地へ通いやすくなります。
現地では今後もボランティアの力が大いに必要であり、若者達はただ戦力になるだけではなく、彼等の純粋な心が皆を温かい気持ちにしてくれます。
退職された年配のボランティアの方々も多い為、補助がでれば皆、より通いやすくなるのではないでしょうか。
“輪”ンコインとは力になりたいと願う方々や、想いはあるがきっかけが掴めなかったという方々から“輪”ンコインを頂く事で同士の“輪”を広げる活動です
“輪”ンコインの活動を通して、想いを共にする人々や現場でも共に活動出来る「志のある」仲間も募ります。
遠方の方は通う事は難しいかもしれませんが、月に一度や数カ月に一度、半年に一度でも良いので是非現地を訪れ共に汗をかき「現場」を体感して頂きたい。
「現場」で共に“そっと応援”出来る同士を一人でも多く募ります。
共感して頂ける方には、是非継続してご協力頂けますようお願いします。
まずは吉里吉里がある大槌町にて、6/30から“輪”ンコインがスタートです。
Minmi
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まさひこ (金曜日, 06 7月 2012 18:13)
お前ぇ-さんらは、俺の力だ。
あんたらは、俺の誇りだ。
あなた方は、私の希望です。
吉里吉里国の灯です。
ありがとう。