チャリティーTシャツ/Charity T-shirt
私たち そっと応援する会は、当会の原点である東北の風景を基調にチャリティーTシャツを作りました。収益は必要性に応じて、各事業に振り分けられます。
このTシャツの収益は、これまで岩手県大槌町・釜石市を中心とした東日本大震災復興支援や、当地の郷土芸能の活動資金として寄付してきました。※詳しくは下記をご覧ください。
また2016年8月より、地域を限定せず海外を含む緊急支援や古里再生支援など支援先の幅を広げていくこととしました。
これまでの支援先の例となります。写真をクリックすると詳細がご覧になれます。
また、物販事業開始に伴い、兄弟組織「MINPA」を立ち上げました。商品をご購入頂きましたお客様にはMINPAからご連絡を差し上げますのでよろしくお願い致します。MINPAにつきましては詳しくはこちらをご覧ください。
まだまだ未熟な団体ですが、これからも私たちの「できること」を実行していきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
チャリティーTシャツ販売にかける想い
2018年3月11日にて、東日本大震災から7年が経過した。被災地以外のメディアでは、震災関連の報道はほとんど無くなった。大震災に限らず、メディアの報道が減ると共に、人々の関心も薄れていく。これは仕方のない事なのかもしれない。
しかし、現在も被災地では様々な困難を抱えていることに変わりはない。津波の被災地域の多くは、かさ上げ工事による盛り土が行われ、町の様子は一変している。新たな場所に自宅を再び建てられた方や、災害復興公営住宅に移り住まれた方も多い。しかし、未だ仮設住宅での生活を余儀なくされている方も少なくない。現地の方によると、なかなか思うように進まぬ復興に、不安感や疲労に悩んでいらっしゃる方はまだまだ多いそうだ。このように、震災の被害は継続しているのである。
7年前、「支援」や「絆」という言葉が日本中に溢れかえっていた。
多くの日本人が、「誰かに寄り添い、行動する」ことの大切さを改めて考えさせられた。
今一度思いを新たに「支援」にご協力頂けませんか。
このチャリティーTシャツプロジェクトは、そんな想いから始まりました。
Tシャツのデザインはsea(海)/forest(森)/culture(文化)の3つがあり、テーマは全て岩手県沿岸部の特徴であり魅力です。
2016年4月に発生した熊本地震は記憶に新しいところです。また、世界では日々様々な自然災害、人災が発生しています。2017年4月シリアの内戦では化学兵器が使用され、多くの子どもや住民が亡くなりました。まず、私たちがそれらの課題や困難へ目を向けることが環境を良くする一歩だと考えます。
一人一人の力は小さくとも、たくさん集まれば大きな力になります。
みんなで少しずつ世の中に笑顔と元気を増やしていきませんか。
(2018年3月11日 加筆)
「3つのコンセプトから3つのデザインができました 」
①“Let's revive the sea.”
「豊かな海を取り戻そう。震災が起こる前というより、50年以上前のような豊かな海をとり戻そう」
現地の方の話では、昔は湾内にオットセイやイルカ・アザラシ・クジラ・海亀などが入ってきたそうです。豊かな海からの恵みを授かりながら、人々はそれを生活の糧とし、子ども達は夏は日が暮れるまで海で遊びアワビやウニ・アサリ・ホヤ・カキ・ホッキ貝などを取ったそうです。
入り組んだ美しい三陸の海の恩恵を受けてたくましく暮らしてきた人々にとっては、豊かな海の復活なくして本当の幸せな生活はないのではと考えました。
(写真はクリックすると拡大してご覧になれます / Click to enlarge the photo)
【商品名】
チャリティーTシャツ~ sea(海)~
②“Let's revive the forest.”
「豊かな森を取り戻そう。豊潤な森を創ろう」
現地には、長い間手つかずの真っ暗な人工林が多くあります。
手つかずの森は、間伐をする事により太陽の光りが差し込みます。
光が燦燦と木々を照らすことにより、様々な植物や生物にとってより良い環境が創り出され、やがては豊かな山となります。
多種多様な生物が生きる豊かな山からは、養分が豊富に含まれた水が海に注がれ魚介類の発育を促進します。
豊かな海を取り戻す為に、豊かな森を創ろう。
(写真はクリックすると拡大してご覧になれます / Click to enlarge the photo)
【商品名】
チャリティーTシャツ ~forest(森)~
③“Let's revive the culture.”
「昔ながらの文化を取り戻そう。新たな文化を創造しよう」
現地の友人に尋ねました。「昔ながらの文化とは何?」皆、一様にそれは祭りだと。郷土芸能だと。
「小さい子どもからじぃ・ばぁまで、皆が祭りを通して触れ合ってきた。全ての人間関係が、ここを通して繋がってきた。」
「地域が狭いから、皆が親戚のようなもの。この繋がり自体がカルチャー。」
例えば郷土芸能の虎舞は部落ごとに踊り方や衣装が違います。部落ごとの方言もあります。
道が発達していなかった頃の三陸沿岸部では、隣りの部落へ行くのにもひと山越えていかねばなりませんでした。だからこそ、土地ごとの文化があるのです。
郷土芸能から生まれる人の輪を大事にしたい。
これが昔ながらの文化、新たな文化を考えるきっかけになればと思います。
(写真はクリックすると拡大してご覧になれます / Click to enlarge the photo)
【商品名】
チャリティーTシャツ ~culture(文化)~
「おらほのまぢ」とは?
Tシャツの背中には「おらほのまぢ」というロゴマークが入っています。これは東北地方の方言で「わたしたちのまち」という意味です。
「わたしたちの生まれたまち」
「わたしたちを育ててくれたかけがえのないまち」
チャリティーTシャツ
sea(海)/forest(森)/culture(文化)
店頭価格:税込¥3,300
オンラインショップ価格:税込・送料込¥3,500
[素材]綿100%で生地の厚さは5.0オンス。透けにくく軽やかな着心地です。
[カラー]ナチュラル(生成り色)
[サイズ]G-M※/S/M/L/XL
※G-Mは女性向けの細身の型です。お子様にもどうぞ。
サイズ | G-M | S | M | L | XL |
着丈(cm) | 61 | 65 | 68 | 71 | 75 |
身幅(cm) | 43 | 48 | 50 | 53 | 58 |
袖丈(cm) | 15 | 20 | 20 | 21 | 22 |
■お支払い方法:銀行振込決済※/クレジットカード決済/コンビニ決済/Pay-easy決済 (銀行振込手数料はご負担頂きたくお願い申し上げます)
※ゆうちょ銀行口座もございます。ご希望の方はお手数ですがご購入手続きをされる前にcontact(お問い合わせ)へご連絡くださいますようお願いします。
■配送方法
1枚まで:レターパックライト
2枚まで:レターパックプラス
3枚以上:ゆうパック※
※配達日・配達時間を指定される場合は、ご注文時に備考欄にご記入ください。
チャリティーTシャツのご購入はこちらへ
最後に今回のチャリティーTシャツプロジェクトに賛同し、無償で協力してくださったモデルとフォトグラファーの方をご紹介します。
■モデルの方はRobin Lewisさんです。私が彼と出会ったのは福島県会津若松市でした。2011年6月、私たちはそこで仲間と共に避難所の託児ボランティアや炊き出しイベントを行いました。
今回チャリティーTシャツを製作するにあたって、モデルの経験があるRobinさんに協力をお願いしたところ、快諾して頂きました。彼の誠実で熱い気持ちに感謝します。これからも共に支援活動を実施していきたいと思います。
■フォトグラファーの方は楠見幸司さんです。私たちは2011年5月に出会い、福島県会津若松市と岩手県陸前高田市で共に支援活動を行いました。楠見さんが撮影する各地の風景は専門家ならではの観点があり、私はその写真が大好きです。
今回、楠見さんにチャリティーTシャツの撮影の協力をお願いしたところ、二つ返事で快諾してくださいました。これからも彼の心温まる写真で、私たちの活動をご報告できれば幸いです。
そっと応援する会/MINPA 上柳美生
追記
今回のチャリティーTシャツプロジェクトには、他にも多くの方々が私たちに力を貸してくださいました。
皆様のお力添えがなければ今回の企画は実現することが出来ませんでした。
本当に感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
そっと応援する会/MINPA 一同
Model:Robin Lewis Photo:Koji Kusumi Design:Yuko Horiki